メンタルケア心理士 専門用語集 さ〜た

 

メンタルケア心理士 専門用語集 さ〜た

指示的カウンセリング
 クライアントが悩んでいる問題に大使、適切な指導・助言を与えることによって適応を促すカウンセリング。ウイリアムソンにより提唱された。ロジャーズの提唱する「来談者中心療法」とは一線を画す。

 

実念論
 ピアジェによる思考・認知発達に関する考え方。思考、言語、夢などの心理的産物に物理的実在を与える考え方のこと。空想と現実の区別がつかないことを指す。

 

社会恐怖
 社会や行為状況において、恥ずかしい思いをしたくないという恐怖のこと。批判や否定的評価などを極端に恐れる。
重症の場合には状況依存性パニック発作が発症する場合もあるとされる。

 

心理アセスメント
 クライアントについてのパーソナリティや知能、家族の状況などの情報を収集すること。また、それにより不適応の原因や問題の背景を理解して、カウンセリングの方針を決定すること。各種心理テストを行う場合もある。

 

スーパーヴィジョン
 「監督学習」ともいう。カウンセラーが、クライアントに対するカウンセリング内容を、指導者スーパーバイザーへ報告したり指導を受けたりすること。
通常、45分の面接に対して1時間程度のスーパーヴィジョンが適切であるとされる。

 

ステレオタイプ
 社会的集団に対して、固定的なイメージを持つこと。「○○だから××にちがいない」といった概念。このなかで、ネガティブなものを「偏見」という。

 

双極性障害
 うつ病エピソードと躁病エピソードを含む気分障害。気分障害は発症年齢が定かではなく、だれでも発症する可能性のある生涯である。脳内神経伝達物質のバランスを薬物療法により正常に戻す療法が主たる治療として行われている。

 

ターナー症候群
 性染色体がX1本のみの先天性疾患。生殖器は女性型を示すが、卵巣が発達せず、二次性徴を欠く。低身長・翼状頸(水かき様の皮膚)・外反肘を3兆候とする。

 

ダウン症候群
 21番染色体が3本ある「21トリソミー」の先天性疾患。独特の顔貌、心臓奇形、発育遅滞を合併する。

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