メンタルケア心理士受験体験記

 

メンタルケア心理士受験体験記の記事一覧

心理学の勉強がしたい
以前から心理学に興味があったのだけれど、私がメンタルケア心理士(R)の勉強を始めた大きなきっかけは、中学校の講師を務めたことでした。自分自身も、不登校(当時はまだ登校拒否と呼ばれていた)の経験があるのだけれど、最近では各学校、各学年に数名いるのが普通。私の勤務していた学校でも、学校へまったく登校でき...
なぜ、「メンタルケア心理士」?
「心理学を学びたい」と一口に言っても、その学び方や学ぶ内容は多種多様です。セルフカウンセリングを主たる目的とするのならば、メンタルケア心理士(R)はおすすめできません。私自身の目的は、あくまで「誰かの力になりたい」との思いでしたから、カウンセリングについて学ぶ必要がありました。また、「自分の経験も客...
受験資格の通信教育選び
メンタルケア心理士(R)の資格を得るためには、資格試験に合格しなければなりません。資格試験を受験するためには、受験資格が必要です。もちろん、私はそんなものは持ち合わせていませんでした。そこで、まずは受験資格を得るために通信教育の講座を受講することにしました。メンタルケア心理士(R)講座には、通学講座...
通信教育の中身
通信教育の中身って、買う前にはとっても気になりますよね。私も少ない情報からいろいろ悩みましたが、実際のところはどこもそんなに大差ないみたいです。もっとも、私も各社を比べてみたわけではないので、なんとも言えないのですが。私の場合、テキスト3冊+CD3枚が主な内容でした。ほかに、レポートとテストがいくつ...
精神解剖生理学って…
さて、まずは『精神解剖生理学基礎』の勉強から始まりました。「解剖」と聞くとびっくりしてしまうかもしれませんが、別にグロテスクな解剖写真なんて出てきませんから、ご心配なく。ヒトの身体がどのような物質で、どのような器官で、どのように構成されているのかを知るための分野です。余談ですが、私の妹は看護師さんな...
仕事と勉強の両立ができない!
何事も、両立って難しいものです。『精神解剖生理学基礎』を学び始めた頃は、まだそんなに仕事も忙しくなかったし、期限付きの学校講師だったので、むしろ暇になる予定でした。ところが、期限が大幅に延びるという大事件が。しかも、担当は高校受験をひかえた中学3年生で、仕事は一気に忙しくなってしまいました。そうなる...
パソコンとカフェと妹と
さて、仕事と勉強の両立に苦しんだ私ですが、強い味方を発見しました。それが、パソコンとカフェです。もともと、仕事に行き詰ったり、何か考え事をしたいときにはカフェに無駄に長居する習慣があったので、たまには勉強もカフェでやってみようと思ったのです。仕事帰りに、いつものバス停より5つ先まで乗って、お気に入り...
精神医科学基礎とカウンセリング基本技法
自分に合った学習方法を見つけ、なんとか仕事と勉強の両立ができるようになって、テキストも2冊目になりました。2冊目は、『精神医科学基礎』です。大学の頃から心理学に興味を持っていた私にとって、こちらは幾分とっつきやすい内容でした。例えば、統合失調症やうつ病性障害、パニック発作などの精神障害や、精神症状と...
通信課程修了試験だ!
2冊目『精神医科学基礎』と3冊目『カウンセリング基本技法』が、1冊目『精神解剖生理学基礎』よりかなり調子良く進んだとはいえ、実はかなり期限ぎりぎりでした。この通信過程の重要なポイントは、レポートと3つのテストです。レポート3本は、各テキスト終了ごとに郵送します。私の場合、1本目を送るのがかなり遅く、...
認定試験に申し込み
メンタルケア心理士(R)の通信課程を修了してから、本番の認定試験の受験手続開始までは、少し時間がありました。申し込みを忘れるんじゃないかと、ちょっぴりひやひやしましたね。年に一度だけという試験ではないので、受験機会はそこそこありますが。受験の申し込みは、意外と簡単で、Webからダウンロードした用紙に...
いざ、認定試験 〜合格発表まで
さて、認定試験当日は、ひどい胃痛に悩まされている真っ最中でした。熱はないけれど、下痢もひどくて、ほとんど何も食べられず、病院で点滴まで打ってもらうほどひどかったです。運がないといえばそれまでですが、これは非常に不安でした。会場試験ならば、泣いて受験を見送ったと思うのですが、幸いにも在宅受験でしたから...