精神解剖生理学って…
さて、まずは『精神解剖生理学基礎』の勉強から始まりました。
「解剖」と聞くとびっくりしてしまうかもしれませんが、別にグロテスクな解剖写真なんて出てきませんから、ご心配なく。
ヒトの身体がどのような物質で、どのような器官で、どのように構成されているのかを知るための分野です。
余談ですが、私の妹は看護師さんなのでこの辺りは専門分野です。
ですから、妹に叱られながら、呆れられながら、正直ウンウンうなりながら勉強しました……
でも、ヒトがどのようにつくられているものなのかを知らなければ、身体に生じる病気を理解することはできません。
心と身体は、相互に作用しているものですから、ここを避けて通ることはできないと思いながら勉強しましたね。
最後についている「薬理学」の章をあわせて、50ページあまり。
受講期間を考えると、これをだいたい一ヶ月で終える計算です。
最初はちっとも要領を得なくて、頭の4ページで一週間くらいかかってしまったりして、本当に進みませんでした。
でも、全部丸暗記できなくていいから、まずは書いてあることを理解できるようになろうと思って。
そう思えば、ちょっと楽に勉強が進むようになりました。
そのうち、章を越えて、単元を越えて、リンクする部分が見えてきて、「ああ、これを知るためにはここに戻らなくちゃ」とか思えるようになってきました。
そういうのが、「基礎・基本」というものなんですよね。
少し進んで、関連する項目に戻って、また進んで、をくり返すことで、『精神解剖生理学基礎』はなんとか進んでいきました。
私はわからないことを妹に質問していたから使わなかったけれど、おそらく普通の人は、ここで結構質問カードを使うことになるのではないでしょうか。
この学習の途中で、実は仕事が忙しくなってしまって、この後が大変でした…