メンタルケア心理士(R)のレベルアップと上級資格
実は、メンタルケア心理士(R)には、「メンタルケア心理専門士(R)」なる上級資格があります。
メンタルケア心理士(R)の受験資格を得るのにもっとも近道なのは、医療福祉情報実務能力協会認定の教育機関でメンタルケア心理士講座を受講することです。
この受講時に、メンタルケア心理専門士(R)を同時に目指す講座もあるので、はじめからメンタルケア心理専門士(R)を目指すならば検討してみるといいでしょう。
ただし、メンタルケア心理専門士(R)の合格率は2割強と、なかなか難しい試験です。
メンタルケア心理士(R)の合格率も、4割前後とそう高いとはいえないのだけれど、メンタルケア心理専門士(R)は本当に難関です。
メンタルケア心理専門士(R)以外にも、さらに取得しておくと良い資格はいくつかあります。
例えば、福祉業界で働きたいのならば、介護福祉士とか。
企業で働きたいのならば、産業カウンセラーとか。
児童にかかわりたいのならば、児童福祉司や社会福祉士、精神保健福祉士などを検討するのもいいですね。
別の資格取得を足がかりに、自分の働きたい分野の知識を広げるというのは、就職にも有利に働きますし、もちろんカウンセラーとしてもレベルアップにつながります。
また、メンタルケア心理士(R)は、メンタルケア学術学会へ正規会員として入会することができます。
メンタルケア学術学会では、学術学会が開催されたり、スキルアップや研究発表、情報交換などを行うことができるので、合格後の研鑽の場になります。
メンタルケア心理専門士(R)を目指す場合にも、ここで学ぶといいですね。
メンタルケアを極めたいと思うのならば、メンタルケア心理専門士(R)の資格を取得後、さらに「認定プロカウンセラー」になれるかもしれません。
これは、多方面で心理学の発展・社会貢献をしている方に対し、学会理事会にて審査されるものですが、努力の先に認められることは嬉しいことですよね。
ほかに、メンタルケア心理士(R)やメンタルケア心理専門士(R)の養成講師を目指す道もあります。
夢が広がりますね。