心理学の勉強がしたい

 

心理学の勉強がしたい

以前から心理学に興味があったのだけれど、私がメンタルケア心理士(R)の勉強を始めた大きなきっかけは、中学校の講師を務めたことでした。

 

自分自身も、不登校(当時はまだ登校拒否と呼ばれていた)の経験があるのだけれど、最近では各学校、各学年に数名いるのが普通。

 

私の勤務していた学校でも、学校へまったく登校できない生徒が数名、学校へ登校しても教室へは上がれない生徒がまた数名と、やはり学校へうまく適応できない生徒は多くいました。

 

その子たちの力になりたい、との気持ちはもちろんあったけれど、私を実際に突き動かしたのは、むしろ学校の先生方。

 

残念ながら、「尊敬して」「憧れて」ではないのですが、「このままじゃいけない」との気持ちが、私を心理学へ導いてくれたのです。
27歳の夏でした。

 

私自身は、不登校や睡眠障害、リストカットなどの経験から、生徒の心理状態や原因の推測、取るべき対応についておおむねわかっていたのだけれど、精神的に弱っている人って、社会的には「怠けている」「弱い」「根性がない」みたいなマイナス評価を受けやすいんですよね。

 

学校にも、少なからずそういった空気はあったりして。
特に年配の先生は、自分たちにはそういう経験がないものだから、「わがまま」「甘えている」ととらえてしまったり……

 

でも、私の「違うんじゃないの?」といった気持ちは、あくまで私自身の経験則でしかないんですよね。
それでは、私が「違う」と思っている先生方と何も変わらないわけです。

 

勉強
経験って、何にも代えることのできない強い自信になるけれど、どうあったって物事のすべてを経験することはできないし、誰かとまったく同じ経験はありえませんよね。

 

だからこそ、系統立てられた学問があって、人はそれを学ぶんじゃないのかな、と。

 

誰かの力になりたいと思うのなら、きちんと勉強して、自分の経験も客観的に把握できなければ!!

 

そんな気持ちで、心理学の勉強をしようと思い立ったのでした。

 

なぜ、「メンタルケア心理士」?

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