仕事と勉強の両立ができない!
何事も、両立って難しいものです。
『精神解剖生理学基礎』を学び始めた頃は、まだそんなに仕事も忙しくなかったし、期限付きの学校講師だったので、むしろ暇になる予定でした。
ところが、期限が大幅に延びるという大事件が。
しかも、担当は高校受験をひかえた中学3年生で、仕事は一気に忙しくなってしまいました。
そうなると、正直なところ、勉強なんてできません。
毎日かばんに『精神解剖生理学基礎』のテキストをしのばせながらも、結局は一度も出すことのないまま一日を終えるような状況でした。
そのままずるずると日が経って、「このままではいけない」と取った処置は、受講期間延長の申し込みでした。
これは、申請すれば受講期間をもう少し長くしてくれるというものです。
ただし、受講期間延長の申請は、一度しかすることができません。
結局のところ、付け焼刃にしかならないのですが、日々の仕事に忙殺されて、これまたずるずると……
いいかげんに勉強しなければまずい、と思って、なんとか時間を作って勉強を再開したのですが、結局また頭からやり直しでした。
もう、チミンとかウラシルとか何だったかしら?? から始まって、マルファン症候群って遺伝子だっけ配偶子だっけ……と覚えたはずのことが出てきません。
必死でしたね。
学生さんであれば、そう難しくはないのでしょうけれど、社会人の方だとそれなりの覚悟は必要ですね。
やりとげるための意思とか、上手な時間の使い方とか、やはりそれなりに考えておく必要は感じました。
特に、はじめに学習するのが『精神解剖生理学基礎』という、カウンセリングと直接かかわる部分ではないので、やる気とやり方は重要でしょう。
なにはともあれ、仕事と勉強の両立にはかなり苦戦を強いられつつ、なんとか解剖生理学のレポート提出ができました。
結果も良好、一安心です。
パソコンとカフェと妹と